N2(文法分析)

【N2文法解説】~にほかならない|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N2文法「~にほかならない」の説明です。

 

用法

接続

N+にほかならない

 

意味

  • ~だ。それ以外ではない。
たのすけ
たのすけ
話者の独断的な判断を表したり、強調するときに使います。まさにそれだ!と言いたいときに使います。 

 

例文

  • イベントが成功したのは、みんなの協力にほかならない
  • N2に合格できたのは、努力の結果にほかならない
  • LINEはコミュニケーションの手段の一つにほかならない
  • やりたくないことをやらないのは、あなたのわがままにほかならない
  • あの服が売れたのは、デザインのよさにほかならない
  • 私が教師になったのは、高校教師をしている親の影響にほかならない

 

注意事項

  1. 硬い表現。
  2. 「普通形+から(ため)」に接続する場合も多い。(例)10kgも太ったのは、食べすぎたからにほかならない
  3. 名詞に接続する場合は、「ほかならぬ+N」となる。(例)ほかならぬのお願いなら、断れない。

 

類似文型との違い

~にすぎない

  1. 意味は、「ただ~だけだ」という程度を表す表現。
  2. 話し手のつまらない、価値がない、少ないという気持ちを表す。(例)電車でお年寄りに席を譲ったのは、立派な行動に(〇ほかならない ✕にすぎない

【参考】~にすぎない

 

以上、たのすけでした。

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