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たのすけ
N3文法「~によって」の説明です。「~によって」は意味が複数あります。
目次
用法①(原因・理由)
接続
N+によって/による/により
意味
- ~が原因で、ある結果になる。
例文
- 地震によって人が亡くなった。
- 雪によって電車が止まって、学校に遅刻してしまった。
- 音楽を聞きながら自転車を運転するのは、法律によって禁止されている。
- 最近、バイクによる事故が増えている。
- 雨によりサッカーの試合が中止になった。
用法②(手段・方法)
接続
N+によって/による/により
例文
- インターネットによっていろいろな情報が簡単に手に入る。
- プレースメントテストによってクラスを決める。
- JLPTの結果は葉書によりお知らせします。
注意事項
- 日常的な道具など(電話、ペン、電車)を個人的に使う場合は「で」を使う。 (例)ペン(✕によって 〇で)手紙を書く。
用法③(受け身の動作主)
接続
N+によって
例文
- 電話はベルによって発明された。
- アメリカ大陸はコロンブスによって発見された。
- 「ハリーポッター」はJ.K.ローリングによって書かれた。
- この絵は有名な画家によって描かれた。
注意事項
- 「~によって」を使うのは、動作主が有名な人の場合。
- 何かを生み出す動詞のときは、「に」は使えず「によって」を使う。 (例)書く、作る、設計する
用法④(場合・それぞれ~)
接続
N+によって/による/により/によっては
意味
- 場合で/それぞれ~違う。
例文
- 国によって言葉が違う。
- 人によって考え方が異なる。
- 文化は国によって違うので、おもしろい。
- 気温によって服装を変える。
用法⑤(根拠・よりどころ)
接続
N+によって/により/による
意味
- それを根拠・よりどころにして~。
例文
- 明日の試合は天気によって行うかどうか決める。
- 先生の指導によってN2に合格することができた。
- レポートよりも出席率により成績を決める。
- 恒例によって会議の後には飲み会がある。
たのすけ
「恒例によって」は慣用句で、「いつものように」という意味です。
たのすけ
それでは!「~によって」は以上です。
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