N3(文法分析)

【N3文法解説】~てしょうがない|用法・例文

たのすけ
たのすけ
N3文法「~てしょうがない」の説明です。

 

用法

接続

Vて形・いA~いくて・なA~で+しょうがない

 

意味

  • とても~で我慢できない。
たのすけ
たのすけ
ある感情や体の感覚を抑えられないときに使います。

 

例文

  • お腹が空いてしょうがない
  • 今日はのどが渇いてしょうがない
  • サウナに入ると汗が出てしょうがない
  • 風邪を引いたかも…。寒くてしょうがない
  • N3に合格できて、うれしくてしょうがない
  • 孫がかわいくてしょうがない
  • N3に合格できたかどうか、不安でしょうがない
  • 勉強が嫌でしょうがない

 

注意事項

  1. 話し言葉。
  2. 第三者の気持ちを言いたいときは、「ようだ/そうだ/らしい」を一緒に使う。 (例)田中さんは勉強が嫌でしょうがないようだ。
  3. 感情や感覚の言葉と一緒に使う。
たのすけ
たのすけ
感情なら「うれしい、悲しい、辛い、心配、不安、残念、嫌」など。感覚なら「疲れる、痛い、眠い、腹が減る」などです。

 

類似文型との違い

~てたまらない

  • 意味は「とても~」「我慢できないほど~」
  • 痛い、お腹がすく、などの身体感覚を言うときは、「~てたまらない」の方が馴染む。
  • 「~てたまらない」には「最高に~だ」の意味があるが、「~てしょうがない」にその意味はない。 (例)運動後のビールはおいしくて(✕しょうがない 〇たまらない)。

【参考】~てたまらない

 

~てならない

  • 意味は「とても~」「我慢できないほど~」(例)N3に合格できたかどうか、気になってならない

【参考】~てならない

 

以上、たのすけでした。

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